みなさんこんにちは
私、今キャブレターを分解しています。(実は私用のバイクのものですが、)
キャブレターとは、ガソリンと空気を混ぜてエンジンに送り込むもので、スロットルバルブが中に付いていてアクセルにつながっているものです。
最近ではキャブレターの付いた車もほとんど見なくなり電子制御のインジェクションに取って代わりました。昔はこういったキャブの修理も多かったのですが今のメカニックは全く触っていないのが現状ですね。その代わり電気的な難しい修理が増えてきてはいますが、
たまにこういった原始的なものを見るのもいいものです。
最近知人からわけて頂いたバイクなのですが、2年近く動いていなかったらしくエンジンのかかる気配すら無く、スロットルまで固着して動かない状態でした。そのためこの冬の間にキャブを分解して修理する事にした訳です。4連キャブなのでエンジンからキャブを外すのもかなり大変なのですが助手のライオン君に手伝ってもらい無事に取り外しました。
キャブレターを分解していくとやはりカーボンがたまり固着してバルブやピストンが全く動かない状態でした。これは洗浄剤を使いながら徐々に分解している途中ですが、バケットの中の黒い液体は洗浄で出てきた汚れです。あまりの汚さに助手のライオン君もビックリです。やっぱりガソリンエンジンの車も動かさなければ同じ様な事になりますので、みなさん注意しましょう。
つづく